今年もあっという間に終わってしまいましたが、振り返ってみれば昨年以上に、ここ数年で一番よい一年だったように思います。
お片づけロボット
Project page2018年はこのための1年だったと言っても過言でないくらい、この仕事ばっかりでした。話がではじめたのがちょうど正月前後なので、その意味でもちょうど1年。実機が届いてから半年ちょっとという、いつもながらのスピード開発でしたが、エキサイティングでとても良い仕事でした。実は最初は音声認識をやっていて、そのために信号処理や音声認識の教科書を読みまくったりしていたんですが、途中でプロの音声認識屋さんが入社されたので、お役御免になりました。最終的にはロボットの動作含めて、全体システムからロボットまでやる感じ。なかなかハードな仕事でしたが、主に一緒に仕事をしていたメンバーが超人的な働き方を見せてくれたのも含めて楽しかったです。 最後まで本当にちゃんとインパクトのあるデモになるのかというプレッシャーが強く、ストレスの掛かる仕事でしたが、蓋を開けたら非常に好評のようで良かったです。 徐々に、言語からロボットまで幅広く触れるようになってきたのも、技術的には幅の広がる一年でした。
開発以外では、最後の一週間は徹底的にプレゼンの練習をしていました。スライドもなくデモだけのプレゼンというのは中々難しく、だらけないようなプレゼンにするのが難しかったです。Twitter上での評判も上々だったのは割と嬉しかった。世耕経産大臣はじめ、超VIPが何人も訪れて、中々緊張の連続でした。 それから、Abema TVの生放送に出たり、トレたまに出たりと、メディア露出も多かったです。生放送で実況されているときにちゃんとモノ掴めるかめちゃくちゃ緊張してました。オペレーションルームではガッツポーズだったらしい。
チームという点では、大学時代最大の恩人の一人である吉野さんや、B1の頃から交流のあった五十嵐さん、ボクのせいで(?)NLPに引き込まれたという佐藤さんといった、昨年に引き続き私の人生においても重要な人物が次々入ったのも嬉しかったです。 来年度以降も、大物が何人も入社することが決まっていたりして、これからの仕事も楽しみです。
子育て
子供が1歳になりました。0歳から1歳は、本当にどんどん成長しますね。 月齢ごとにどんどん変わっていきますし、大変なところもどんどん変わってきました。 生活を朝方にすべく、6時台に起きて8時くらいに出社し、17時くらいに帰って、ご飯とお風呂いれて、大人の御飯作る、みたいな生活をしていました。 もちろん無限に写真を撮っています。
それにしても、あっというまに物を掴んだり、認識したり、おいたりできるようになりましたね。お片付けロボット抜かれている・・・。
ICRA best paper
Project page昨年やっていた、ロボットに対する言語指示の研究が、ロボット分野の国際会議であるICRAでHRI分野のベストペーパーに選ばれました。 言語とロボットの最初の研究だったので、これもかなり嬉しかったです。 今後も言語処理とロボットの両方の分野で、インパクトのある仕事を目指していきたいです。
それ以外にも研究周りだと、少し開発を手伝って共著に入ったespnetの論文がinterspeechに通ったり(ほとんど何もしていないが・・)、東大大学院で講義を行ったりしました。 また、言語処理学会の年次大会でパネルディスカッションなどをしたりといった活動をしました。
趣味
フルサイズになってから90年代設計の50mmを使わざるを得ないところに、ついに待ちに待った最新設計の50mmが発売されたので即買いでした。 でかくて重いですが、シャープな写りときれいなボケ、早くて静かな超音波モーターと、今までと比べ物にならないくらい撮影が楽になりました。 最近はもっぱら50mm一本なのですが、結局合計3kg弱になってしまった・・。
今年は自宅スタジオを作るべく、色々買いました。特に、godoxのモノブロックストロボとラジオスレーブを買いましたが、手元で光量調整できて、家庭用電源のお陰でチャージが高速。これは大変便利です。
以前から気になってた、シャープのホットクックを買いました。特に、豚の角煮、カボチャの煮物、ブリ大根、スペアリブの煮込みが今のところ絶品です。低い温度で煮込むので、肉や魚は水分が抜けづらくしっとり仕上がり、野菜は煮崩れにくいです。圧力鍋は不正解だった、というのがよくわかりました。これについてはいずれ別の記事で。
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