4/21に、日経ビッグデータラボ主催のBigData Conference 2015 Springにて、「予測型戦略を知るための機械学習チュートリアル」とういタイトルで特別講義を行いました。 人数限定の有料セミナーだったので、広く配信はされていません。
主に、機械学習の基本的な説明から、個別の機械学習のテーマ(教師あり・なし・強化学習など)、いくつかの代表的な手法、深層学習ブーム、実験・運用に関わるはなしなどを、なるべく教科書に書かれていないようなスタイルで実体験に基づいて行いました。 途中、30分だけGunosyの関さんにゲストスピーカーとして話して頂いて、3時間の講義時間の内の2時間以上話していました。 さすがに疲れました。 イベント自体は大御所の先生もたくさん来ていて、大変恐縮・・。
機械学習をはじめとした数理解析手法を使ったことの無い、一般の方向けに機械学習の話をするということを数年前からずっとやっているわけですが、なかなかどの当たりをお話するのがいいのかということは迷います。 今回はしかも3時間も尺がとってあって、そんなに話すこと無いよ・・・。 それでも、線形分類器の話しかできなかった3年前に比べたら、多腕バンディットがエンジニア界隈でも話題になっていたりして、多様なトピックを話しやすくなっているのかもしれません。 後半は、カッコイイ手法を探すよりも、ちゃんと精度測れる環境をしっかり作って実験を短期間で繰り返すのが大事というような話をしました。
せっかく有料のセミナーに来て頂いて申し訳ないのは、なんとなく概要をつかむという意味合いでは効果があるかもしれませんが、身に付けるという意味合いでは頑張って手を動かして、教科書を読むしか無いんじゃないかなとか思っていたりします。 何かのきっかけになっていたら幸い。
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