先週行われてた言語処理学会全国大会期間中のNLP若手の会懇親会でアナウンスがあったとおり、2015年度(次回じゃないよ)からNLP若手の会の委員長になることになりました。
任期は3年です。
投票で決まったそうなので(委員による?)、選んでくださった皆様の期待に応えられるような働きをしたいなと思います。
3人の委員長の1人で、他に東北大の岡崎さんNTTの西川さんと、アカデミック、企業研究者、企業エンジニアとバランスのとれた布陣になりました。
直近では若手の会の存在意義、3年間の目標や方向性、それから具体的な施策を決めていきたいです。
個人的には、既存の学会・研究会だけでカバーできない若手固有の問題を補完するようなことを目標にしていきたいと思っています。
一つはtwitterで@rtokuhisaさんにもアドバイスしていただいたように、人材交流の問題。
これは若手同士に限らず、若手とベテラン、他の業界・他の研究コミュニティー、あるいは企業なども含めて広くつながりができるようになるとよいと思います。
言語処理学会は、情報処理学会とは別にあることも手伝ってか(?)、他の研究界隈と交流が少ないような印象があります。
最近は画像解析と言語解析を組み合わせた論文がでたりしてますし、なるべく閉じずに研究コミュニティーの垣根は積極的に壊していきたいです。
もう一つは、他の世界を知ってもらうこと。
私はB2B企業で働く中で、様々な企業が自然言語処理に関わる課題を抱えていること、一方それを解決する術をもっていないことを見てきました。
こうした課題の中には新しい研究課題になり得るテーマもたくさんありますし、また企業側の方も現在これくらいのことができるんだということを知っていただく機会にしたいです。
また、特に学生の方には自分たちが勉強していることがこんなに世の中の役に立つんだ、勉強してきたことを就職してからも生かせるんだということを知ってもらいたいです。
どこまでのことができるかわかりませんが、こういうことをして欲しいというのがあったらお気軽にお声がけください。
今回の全国大会は、いろんな人とディスカッションできていろんなインスピレーションがわきました。
ひとまずは、次の若手の会で何か発表したいですね。
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