先週,SIG-NL 200に聴講者として参加しました.NHK放送技研に潜入できる!と意気揚々と行ったのですが,どうやら建物自体には入れず,脇にある講堂のようなところが会場でした.中に入ったからといって何があるというわけでもないんですが.
さて,第200回記念ということで,歴代主査の先生も呼んでパネル討論まであったのですが,参加人数はイマイチ.少々寂しい.パネル討論でも最近盛り上がりに欠けるよね,というのが大きな一つのテーマでした.詳細は@mamorukさんのブログを参照.私の印象としては,発表者のインセンティブになるようなメリット,つまりアドバイスやコメントや議論が少ないというのが一番よくないなぁと思っています.発表すると関連研究を教えてもらえる,アドバイスをもらえる,新しい発想が得られる,これはよいまた発表しよう,新しい発表が聞ける,また聞きに行こう,というサイクルが回れば参加者も増えそうですが,今はその逆になっているように思います.これに限らず,発表準備はそれなりにコストのかかることなわけで,発表者にインセンティブが働く仕組みがなければ勉強会でも何でも続かないですよね.経験的にも・・・.
討論の中で印象的だったのは,松本先生の「何となくみんな忙しい」という言葉でした.なるべく多くの研究者が集まった方がいいとは思いますが,仕事が「何となく」忙しいと難しいですよね,何となく.めちゃくちゃ忙しいはずの(実際は知らないけど)松本先生が,毎回のようにいらしているのはすごいなぁといつも感服します.自分も忙しいとか言ってないでちゃんと時間を見つけられるようにしないと.
発表で気になったのはロンゴロンゴでした.完全にタイトルでだまされましたw 昨年の5月も聴講したので発表を聞くのは2回目ですが,すごい楽しそうに研究していて,いいなぁと思っていました.たまたま帰りのバスで一緒になったので,色々教えてもらいました.未解読言語の解析というのはわくわくしますね.
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