良い点
- 軽い
- ボタンなので片手で操作できる
- 見やすい
- 電池長持ち
- 日本語の書籍が無い
- 同期周りの機能がいまいち
日本語書籍がamazonから購入できないのは周知の事実ですが,いろいろな経路で発売され始めているところを見るに,今年中にはamazonからも発売されるんじゃないでしょうか.機能面で気になるのは同期周りの機能がいまいちな点です.amazonで買った書籍は自動同期されますが,その他は自分でコピーしないといけません.しかも,カテゴリわけなどはKindle側で振り分ける必要があるみたいです.ACL2010の論文を全部入れたら全部手動で振り分ける羽目になって泣けます.それから,ファイル名での検索ができないようで,これも泣けます.いくつか改善して欲しい点もありますが,次期バージョンで改善されることを期待します.
論文読むツールとしてどうなの?という議論は以前からありましたが個人的にはこれでOKという結論に至りました.縦位置にするとさすがに文字が小さいですが,横にしてスクロールすれば普通に読めます.本当は余白部分を自動トリミングして欲しいです.最初,1/4分割するツールを使おうかと思いましたが,面倒なので辞めました.横位置で十分です.メモ書きなどは一応できますが,日本語入力できませんね・・・・.
自炊環境はちょっと迷い中です.新書や文庫もよく読むので,それをKindleにしたいのですが,そのためにうん万かけて裁断機とスキャナとか買うのはちょっとなぁと思ってます.自分の「読み」としては,今年中にKindle用の日本の書籍が出回ることを期待しています.
さて,Kindleはデバイスとしてみればまったくパッとしない時代遅れな印象すらあります.しかし,個人的にはそこにだまされてはいけないと思ってます.iPadもそうなのですが,よく「こんなデバイスは日本企業なら作れるよ」とう議論を聞きます.きっとそれは本当なんですが,そこよりもこういうデバイスがあればこういうすばらしい使い方ができるよ,ということを示したところに,iPadもKindleもすばらしいところがあるんだと思います.例えば,Whisper Syncとか.そうした周辺サービスも含めてデバイスを見ないと.Kindleをもっと高機能でもっとfancyなデバイスにすることはできたはずですが,読書ツールとして考えたときに,バッテリーのもちとシンプルな操作体系が優先されたんではないかと思います.
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