- 撮影素子が大きいため画質がよい
- レンズが優れるため画質(解像度)がよい
- 撮影素子が大きいため被写界深度が浅い(よくぼける)
- レンズを交換できる
- ファインダーがついているため明るい環境下でも見やすい
- ピントの山が見やすい
- 位相差AFのためオートフォーカスが速い
- ボタンが多くて操作感がよい
- 電池の持ちがよい
4番目の理由は,大きいですが実はあまりとりだたされません.理由は簡単で金がかかるからそんなに買わないよということのようです.レンズの交換は楽しいですよ.ボクは中古レンズをオススメしています.画質のためというよりは画角の違いを楽しむためという意味で.4000円で買った200mmは未だに使ってます(さすがに色々厳しいが).今更いうまでもないですが,35mmで近づいて撮った写真と85mmで離れて撮った写真は違うものです.これは画質云々ではなくて,背景と被写体との距離の比がかわるためです.ボケのサイズや遠近感もかわります.コンパクトデジカメで一番嫌いなのはここで,画角が自分には広角過ぎに感じます.
実は重要だと思っている最後の5点,けっこう軽視されてはいる気がします.最近流行のミラーレス機がこれらのポイントを押さえているかどうか疑問です.明るい環境下で液晶はほとんど何もみえなません.いつもプレビューが見えなくて苦労します.電子ビューファインダーはこの点ありですが,その次のピントの山はどうだろう.撮影素子が大きいとピント合わせはシビアになります.ちゃんとあえば楽しいですが,どこにピントがあっているのか見えなければなりません.以前の液晶ファインダーや背面液晶ではこれが全くわかりませんでした.最近は高精細液晶が使われるようになったらしいので改善されているのかも.気にしたことないよ,という人もいるかと思いますが,コンデジは素子が小さいのでほっといてもピントがあいます.デジ一にするとすぐピンぼけします.オートフォーカスは,極端な話マニュアルでも楽しめますが(笑),ふつうの人は欲しいでしょう.一眼レフには専用のセンサーがあるので速いです.最後の操作感はかなり大事だと思います.全部お任せのコンデジと違って,デジ一は色々設定します.さすがにフルマニュアルで撮らなくても,ピントや絞り,ISO,+/-補正は常にいじりますので,1ボタンでやりたいところ.それから,搭載しているRAMの容量なんかも意外と効いているように思います.というのも,以前SDカードに書き終わるまでプレビューできなくてすごくいらいらしました.そのためにK10D買ったくらいだから・・・.常に撮影しているわけではないためだと思いますが,実は電池の持ちはよいです.
カメラの機種ごとの違いはどうなのかともよく聞かれますが,とりあえず最初は安めのでいいと思います.極端な話中古や型落ちでも.上位機種は確かにいいですが,古い上位機種より新しい下位機種の方が画質がよかったりするのもあります.高い方が基本性能(画質,ファインダー,シャッター速度,AF,連射,防水,耐久性など)がよくてでかくて重い.安い方が逆です.メーカーによってカラーがあるので,たとえばキヤノンやニコンは大きくて性能もよい,Pentaxは小型高級機,オリンパスやパナはより小さいカメラを目指しています.いいカメラ買うよりも,レンズ(画角)が違うと何がかわるのかとかを楽しんだ方がいいと思います.
そんなわけで,自分のお薦めは,キヤノンのキスデジに標準と望遠くらいのレンズ買うのがいいんじゃないでしょうか,ってめちゃくちゃベタだw キヤノンはやはりレンズの利があります.友人が使っていれば借りられますし,中古市場も大きいです.レンズのレンタルもあります. ただし,キスデジはファインダーが死ぬほど小さくて泣けてきます.大きいのがいやな人には,E-PL1とかがデザイン的にもいいように思います.むしろ,そういう人はフィルム+フィルムスキャナにしましょうw なぜかフィルムの一眼の方が小さいです.なんでだろう.ポケットに入れたい人,あきらめてGRとかにしましょう.
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