今日はエイプリルフールですが、普通のことを書きます。今日で転職して早1年経ちました。その間に感じたことを思い出してみます。
当初、B2Bだしミドルウェアが主体だし、前職と似たような感じかなーという気もしていました。実際働いてみると、業種というか形態というか、似たところは多かったです。一方で社内外における立場が大きく変わったように感じます。
とにかく前職よりいろんなことを考えないといけなくなりました。研究の話だけではなくて、製品化、収益、お客さんへの説明、ニーズとのギャップ、内部での意識共有、社内のリソース、社会との関わり・・・。もちろん前の会社でも本当は考えるべきことだったのかもしれませんし、機会もあったのかもしれませんが、結局それはきちんとした形で実行できませんでした。それよりもむしろ、今の環境はそうしたことを考えなければならない、ほっといても誰も何もしてくれないという立場にいるんだなと思います。こうしたことは悪いことではないし、小さい会社なので影響を与えやすいし、それよりも周りのみんなが空気を吸うように実践しているのを見ると、自分でもできることがあるんじゃないかと前向きに考えさせられる、そういう環境にいるんだなとも思います。
それから、会社の価値観とか目標とか、なんであんなものが必要なのか痛感しました。また、どうやってそれが形成されるかとか、自分の価値観とすりあわせたり共有したり啓蒙したり。たった20人でも20個の価値観があります。20人が集まる意義を、毎日模索しているような気がします。
そして何より、いろんな人と一緒に仕事をして影響を受けました。とりわけ、学生時代から知っていた西川さんや岡野原さんは、まるで別人なんではないかという衝撃を受けました。他のメンバーも、自分にしかできない個性を全力で発揮していて、いろんな物を勉強させてもらいましたし、自分が提供できることは提供して、講師のようなこともやったりしました。色々なお客さんやパートナーさんとの出会いも学ぶきっかけになりました。自分たちにしかできないこと、自分たちがしなければならないことを意識する上でも勉強になりました。
明日から新しいメンバーが増えます。自分も周りによい影響を与えられるようになったらいいなと思います。明日から2年目です。この1年うまくできたこと、できなかったこと、次の1年ではもっとうまくできるようにしていきたいものです。
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