2011年4月2日土曜日

「私は人生の岐路に立ったとき、常に困難な方の道を選んできた」

twitter上で書いたとおり、3月末をもちまして日本アイ・ビー・エムを退社いたしまして、4月から株式会社Preferred Infrastructureの研究開発部門で働きます。ここに戻ってくることは無いだろうと思った本郷に、たった3年で戻ってくることになるとは思っても見ませんでした。

内外いろんな人から、なんで転職するんだという質問をいただきます。別に前職に大きな不満があるわけでもなかったし(小さな不満はどこに行ってもあると思います)、ちょうど自分がやり始めた研究、開発が成果を上げ始めて、まさにこれからという微妙なタイミングでもありました。
昨年末あたりから@hillbigさんに声をかけてもらって、悩んだ末での決断でした。これから研究開発を強化する、その過程を体験するというのは非常にチャレンジングで貴重な体験になるだろうと考えたのが主要な理由です。また、特に心に響いたのが、「変わらないこともリスクだよ」という言葉でした。自分の人生を考えたときに、どこかでチャレンジをするのなら若いウチの方がよかろうし、今のタイミングを逃したらもっと転職に対してハードルが上がるだろうということを思いました。今なら、例えば会社がうまくいかなくなったとしても、またやり直せるだろうということも考えました。いろいろな形でチャレンジをしている友人がたくさんいるのですが、彼らもやはりそうしたリスクを許容して、また失敗したとしてもそこからどんどん成長しているのを思ったりもしました。
最後に自分を奮い立たせたのが、タイトルの岡本太郎の言葉です。これからは今まで以上にチャレンジングな環境で、いろんな意味で尖った人間に囲まれることになります。短いながら3年間大企業で培った経験を活かして、常に成長していくことを目指し、腐らずに頑張っていこうと思います。

2 件のコメント:

  1. ちょうど良い頃合でしょう。

    私は少し長くいすぎたと思っています。

    実際、4、5年くらいで話はあったのですが、
    プロジェクトが終わってないとの理由で…。

    しかし、オファーとプロジェクトのきりなど
    合わないものだと分かった。

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  2. 抜けられるタイミングというのは難しいですよね。
    プロジェクトの進捗と自分の立場では、簡単に抜けられない状況になるでしょうし。
    それでも、USの人とかを見ると突然やめている人をたまに見ましたけども。

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